ふたつの稲荷神社を合祀/ 讃岐小白稲荷神社
讃岐稲荷神社と小白稲荷神社は昭和13年、区画整理のためこの地に合わせ祀ったそうです。
そのため、鳥居もふたつ、社殿の扁額もふたつあります。
現在は芝大神宮の兼務社となっています。
こちらは讃岐稲荷神社の鳥居
こちらが小白稲荷神社の鳥居です。
讃岐小白稲荷神社の社殿
手水舎はコロナ禍のためかお水も柄杓もありませんでした。
社殿には「讃岐稲荷神社」と「小白稲荷神社」のそれぞれの扁額がかけられています。
狛犬ではなく御獅子の石台
狛犬とは本来、獅子に似た想像上の生き物とされていますが、こちらの石台は獅子そのもの。
まさにライオンですね。
「阿吽」の口をしていますし、角はどちらにも見当たらないものの玉らしきものを足で押さえているので、狛犬と同じ意味合いで奉納されたものと思われます。
ふたつの力石と百度石
なんか見覚えが・・・・
先日参拝した芝大神宮にも「力石」なるものがあり、「百度石」もありました。
「四拾」と「五拾五」という文字が見えます。
芝大神宮の石は「貫」という重さの単位だったのでそれに当てはめてみると、左側の石は150kg、右側の石は約200kgということになります。
そんな重い石で力比べしていたんですね。
こちらは百度石。
お百度参りの起点となる目印です。
通常、お百度参りとは鳥居のところが起点となりますが、この百度石のある神社の場合この石を起点にしても良いことになっています。
おきつね様が遊ぶ稲荷神社
神社の中に小さな鳥居がありました。
よく見たらその奥にもうひとつの鳥居が・・・
奥の方までお稲荷様がぎっしりです。
手前の黒いのはきつねでしょうか??ドーベルマンに見えます。笑
でもお稲荷様みたいに前掛けしてますね。
こちらの稲荷神社は境内のところどころに遊ばれているようなおきつね様の像があり可愛らしいです。
通行人の厄除け開運守りの出世お獅子台
この狛犬は神社の鳥居の外にいます。しかも1基だけ。
ここです!
ちょっと目立つように加工しましたが、神社の外なので意識していないと見逃してしまします。
私なんて何度も通ったところなのに見落としていました<(_ _;)>
「町会の諸事安全の守護神の狛犬 そして ご通行の人達の厄除開運守として崇められて末長く皆様よりこの狛犬を可愛がって下さい」と書かれています。
こんな優しいメッセージが書かれていると心がほっこりしますね。
芝大神宮でいただく讃岐小白稲荷神社の御朱印
讃岐稲荷神社、小白稲荷神社の御朱印は1枚にまとめられます。
讃岐小白稲荷神社には小さな社務所らしきものはありますが、御朱印はここから歩いて10分くらいのところにある芝大神宮で書置きをいただけます。
私が讃岐小白稲荷神社に伺った時にちょうど管理されている方がお掃除でいらしたのですが、御朱印は芝大神宮でいただくよう言われましたので、社務所が開いていてもこちらで御朱印はいただけないようです。
◼︎御朱印がいただける芝大神宮の詳細はこちら
芝大神宮で御朱印がいただける時間は9時〜17時です。
讃岐小白稲荷神社の詳細・アクセス
◼︎開扉時間 24時間
◼︎住所 東京都港区浜松町2-9-8
◼︎アクセス JR浜松町駅3分/モノレール浜松町駅3分/大門駅8分
◼︎電話番号 03−3431−4802
まとめ
浜松町駅からすぐのところにあるのでアクセスは良いです。
狭い神社ですがおいなり様が草むらで遊んでいらしたり、ちょっと茶目っ気のある神社なのかな、と感じました。
最近は御朱印のない寺社も多くなっているので、少し離れたところであっても御朱印がいただけるのは嬉しいですね。
ぜひ、讃岐小白稲荷神社、芝大神宮と回ってみてください(^^)