成田山 東京別院 深川不動堂とパワースポット開運出世稲荷社
定期的に伺う門前仲町にある深川不動堂。
以前、門前仲町に住んでいた時に度々通うようになり、今では一番なじみのある寺社になりました。
すぐお隣に富岡八幡宮があるのですが、なぜかいつもこちらの御不動様ばかり。
私にとって何故かとても居心地が良いのです。
成田山 深川不動堂 東京別院の由来/実は歌舞伎が関係してる?
深川不動堂は大本山 成田山 新勝寺の東京別院です。
江戸時代に不動明王が登場する歌舞伎が流行り、成田山の不動明王様を拝観したいと願う江戸の庶民のために、千葉県成田山の新勝寺から御本尊を江戸に奉持し、成田山 東京別院として深川不動堂がつくられたそうです。
ド迫力の護摩祈祷は何回でも見ても感動!
本堂では、毎日4〜5回の護摩修行が行われ、だれでも無料で観ることができます。
とにかく護摩焚き(炎)も読経もホラ貝も、太鼓も、迫力が凄すぎて初めて参加した時は「こころが震える」というのを初めて体感しました。
今回久しぶりに参加して、コロナ禍ということもありアクリル板が四方にあって残念がっていたのもつかの間、しょっぱなの太鼓の音に驚いて、椅子の上で飛び上がってしまいました。笑
公式ページに行くと護摩修行の画像は見れますが、これは絶対に本物を観られることをお勧めします。
【護摩修行時間】毎日 通常 9時・11時・13時・15時 縁日 (1日・5日・28日) 9時・11時・13時・15時・17時 |
成田山 東京別院 深川不動堂の花祭り
4月に伺った日は8日の花まつり。
お釈迦様の誕生日です。
毎年4月8日には、ほぼほぼこちらに参拝しています。
コロナ禍になり、甘茶のサービスとかなくなったりで ここ数年ちょっと寂しいのですが。。。
早く以前のように戻ることを期待して、おとなしく待ちます。
深川不動堂の境内
入って左側に手水舎があります。
手水舎の読み方は「てみずや」または「ちょうずや」と読みます。
PCなどでは「ちょうずや」と入力すると「手水舎」と変換されるので、こちらが一般的なのでしょうか?
コロナ禍のため柄杓は置いておらず、チョロチョロと流れてくるお水で口と手を清めます。
手水舎の奥には深川龍神様が。
龍神願い札に願い事と名前を書き、龍神の水に浮かべて祈願すると、願い札はすぐに水に溶けてなくなり願いが龍神の許に届くと言われています。
こちらが御本尊がいらっしゃる本堂です。
手前に見える大きなわらじは、足腰の息災を願う「わらじ守り」の絵馬に願い事を書き、この大きなわらじにおみくじのように結びます。
これからあたたかくなってハイキングなど予定されている方もいらっしゃると思います。
「わらじ守り」は、持ち帰りたい方は持ち帰っても良いそうですよ。
これらのイベントは毎月のように変わります。
こちらは護摩木と呼ばれるもので、護摩祈祷を申し込む方が記入して購入するものです。
500円からできるのも良いですね。
見本を見ながら護摩木に書き込んでからお会計になります。
こちらは護摩木を購入したり、おみくじ、お守り、御朱印などがいただけます。
古いお札を納める場所です。
私も何度かお世話になっています。
本堂入口の横に、ペットや人形などを供養する愛玩堂があります。
ひときわ目立つ 梵字で埋め尽くされた壁面
本堂の向かって左側には梵字で埋め尽くされた壁面がひときわ目立ちます。
数年前に開創310年記念で建て替えられた、新しい本堂です。
この梵字の壁面はその時にできたのですが、この文字の迫力も凄いです。
梵字は古代インドの文字で、この壁面にはご不動様のご真言が繰り返し描かれているそうです。
御真言 「のうまくさんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん」 |
簡単に言うと「悪いものを粉々にしてください」とサンスクリット語でお願いしているそうです。
「悪い病気の細胞を粉々にしてください」という感じでしょうか。
御真言の意味がわかると、参拝も気持ちが入りやすいですね。
開運のパワースポットと呼ばれる 開運出世稲荷社
深川不動堂の境内にはパワースポットと呼ばれる 開運出世稲荷社があります。
鳥居のところにいらっしゃるお狐様。
一般的には内側を向いていると思うのですが、こちらのお狐様は体をこちらに向けているのでちょっと緊張…
鳥居には「吒枳尼天(だきにてん)尊」と書かれています。
開運出世稲荷神社の常香炉には狛犬??
対ではなく1基のみです。
小さいながらも立派な造りです。
すごく古い建造物かと思いきや、平成4年の秋に落慶したそうです。
こちらの開運出世稲荷神社の御朱印は2月と9月のみいただけます。
深川不動堂の御朱印
4月、5月に私がいただいた御朱印はこちら↓
これは月代わりの限定御朱印で、それぞれクリアファイルのような素材のものにプリントされています。
うしろの指が透けて見えるでしょ?
通常の御朱印は以下↓
中央の赤い字は「梵字」です。
深川不動堂の縁日
毎月1日、15日、28日は深川不動堂の縁日です。
縁日とは神様や仏様との「有縁の日」で、縁日に参拝するといつも以上にご利益をいただけると言われています。
縁日には護摩修行も17時の部が追加となります。
また、深川不動堂の参道や、参道の外の永代通りには露店が出ます。
休日と重なる縁日の日は露店の数も増え、賑やかですよ(^^)
深川不動堂のイベント
深川不動堂では写経や写仏、詠歌や阿字観などの体験修行ができます。
コロナ禍で日にちが制限されたりということがありますが、毎月開催されていますので興味のある方は公式ページにて日時を確認されて申し込まれると良いと思います。
深川不動堂までのアクセス
東西線の門前仲町駅 1番出口の目の前が参道入口の鳥居となっています。
鳥居があまりに近すぎて逆に目に入らないかも。
画像の右側の建物が駅の出口です。
大江戸線から門前仲町に来た場合は、東西線のホームを通り抜けて1番出口に出れます。
切符でいらした方はもしかしたら東西線のホームを通り抜けできないかもしれないので、その場合は大江戸線の6番出口が最寄りとなります。
賑やかな参道を抜けると、深川不動堂があります。
◼︎開扉時間 8時〜16時(縁日は18時)
◼︎住所 東京都江東区富岡1-17-13
◼︎アクセス 東西線 門前仲町駅 1番出口より徒歩2分
大江戸線 門前仲町駅 6番出口より徒歩5分
◼︎電話番号 03-3641-8288
まとめ
個人的に居心地がよく、度々訪れるお寺です。
時間のあるときは護摩修行を観させて頂いたり、内仏殿をお詣りさせていただいたりとゆっくりと過ごすことができます。
また予約して写経や写仏、阿字観などに参加されると日々の疲れも癒され、翌日からのパワーもいただけます。
参道や永代通り沿いには飲食店も多く、縁日には露店も出店するのでおなかも満たされますよ。
深川不動堂、おすすめです(^^)